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証券会社の選び方

証券会社を選ぶには何を基準にすればいいのだろうか。

証券会社の数は現在国内に250社以上あるが、もしあなたがインターネット上で取引を行うつもりなら、そう悩むことはないかもしれない。

かつて株式投資は、野村證券、大和証券、日興コーディアル証券などの大手証券会社で口座を開く人が多かった。歴史あるこれらの大手証券は営業マンをたくさん抱えているので、株式投資について直接アドバイスしてくれる。だがそれだけに口座の管理費がかかったり、手数料も高かった。
一方、新興企業のSBI証券や楽天証券、松井証券などのネット専業の証券会社ならば、営業マンはつかないが、手数料も安く、株の売買もネット上なのでスピーディーかつ簡単だ。
2010年の国内株式の売買手数料で比べてみると、野村證券は2,730円かかるが、SBI証券ならば194円。なんと10倍近くの差がある。そのため今では新規に口座開設する個人投資家の多くがネット専業の証券会社を選んでいる。
まったくの株の初心者であっても書籍やインターネットから情報を収集し、準備できるという人はネット証券で初めても問題ないが、もし直接、証券会社の営業マンや相談窓口などに相談したい人は、手数料は高くても大手や準大手の証券会社で取引をはじめてもいいだろう。